【天皇賞秋過去2022】過去１０年のデータからみる穴馬の傾向を分析！今年の穴馬はこれだ！

今週は天皇賞秋ですね。

天皇賞秋は３年連続で、３連単の配当が４桁台と人気サイドでの決着が多いレースです。しかし2015年には１０万馬券も出ており、絶対に荒れ無いわけではありません。人気馬が中心にはなりますが、穴馬が馬券に絡むことも十分に可能です。

今週も過去１０年のレースから傾向を分析し、今年の穴馬候補を探し出します。

ぜひ、最後までお読みください。

先週の結果はこちらから【菊花賞過去2022】過去１０年のデータからみる穴馬の傾向を分析！今年の穴馬はこれだ！

菊花賞過去１０年
菊花賞過去１０年（前走）
今年の穴馬後方は！？
1. パンサラッサ
2. ポタジェ

菊花賞過去１０年

年	着順	馬名	枠馬番	性齢	斤量	人気	オッズ	馬体重	タイム	上がり	位置取り
2021 良 16頭	1	エフフォーリア	3-5	牡3	56.0	3	3.4	514kg	1:57:9	33.2	6,6,6
	2	コントレイル	1-1	牡4	58.0	1	2.5	464kg	1:58:0	33.0	9,8,8
	3	グランアレグリア	5-9	牝5	56.0	2	2.8	504kg	1.58.1	33.8	2,2,2
2020 良 12頭	1	アーモンドアイ	7-9	牝5	56.0	1	1.4	490kg	1.57.8	33.1	3,3,4
	2	フィエールマン	5-6	牡5	58.0	5	17.4	478kg	1.57.9	32.7	10,9,10
	3	クロノジェネシス	6-7	牝4	56.0	2	4.4	464kg	1.57.9	32.8	8,9,9
2019 良 16頭	1	アーモンドアイ	1-2	牝4	56.0	1	1.6	480kg	1.56.2	33.8	5,6,5
	2	ダノンプレミアム	5-9	牡4	58.0	3	9.5	508kg	1.56.7	34.5	5,5,3
	3	アエロリット	3-5	牝5	56.0	6	20.0	516kg	1.56.7	34.8	1,1,1
2018 料 13頭	1	レイデオロ	4-4	牡4	58.0	2	3.1	482kg	1.56.8	33.6	6,5,5
	2	サングレーザー	6-9	牡4	58.0	4	9.6	476kg	1.57.0	33.4	7,7,7
	3	キセキ	7-10	牡4	58.0	6	12.8	496kg	1.57.0	34.7	1,1,1
2017 不良 18頭	1	キタサンブラック	4-7	牡5	58.0	1	3.1	542kg	2.08.3	38.5	11,5,2
	2	サトノクラウン	1-2	牡5	58.0	2	4.0	498kg	2.08.3	38.6	7,2,2
	3	レインボーライン	4-8	牡4	58.0	13	59.6	452kg	2.08.7	38.7	10,12,5
2016 良 15頭	1	モーリス	5-8	牡5	58.0	1	3.6	514kg	1.59.3	33.8	5,5,4
	2	リアルスティール	7-12	牡4	58.0	7	13.0	502kg	1.59.5	33.5	8,10,10
	3	ステファノス	8-14	牡5	58.0	6	11.2	486kg	1.59.7	33.5	13,14,14
2015 良 18頭	1	ラブリーデイ	4-8	牡5	58.0	1	3.4	486kg	1.58.4	33.7	4,4,4
	2	ステファノス	7-14	牡4	58.0	10	34.3	486kg	1.58.4	33.4	8,8,12
	3	イスラボニータ	8-16	牡4	58.0	6	11.7	476kg	1.58.6	33.6	12,11,10
2014 良 18頭	1	スピルバーグ	2-4	牡5	58.0	5	11.0	506kg	1.59.7	33.7	13,14,12
	2	ジェンティルドンナ	1-1	牝5	56.0	2	4.7	470kg	1.59.8	34.4	3,3,3
	3	イスラボニータ	7-15	牡3	56.0	1	2.8	474kg	1.59.8	34.4	3,3,3
2013 良 17頭	1	ジャスタウェイ	4-7	牡4	58.0	5	15.5	496kg	1.57.5	34.6	11,10,9
	2	ジェンティルドンナ	5-9	牝4	56.0	1	2.0	470kg	1.58.2	35.8	2,2,2
	3	エイシンフラッシュ	3-6	牡6	58.0	3	4.7	488kg	1.58.5	35.5	8,9,10
2012 良 18頭	1	エイシンフラッシュ	6-12	牡5	58.0	5	16.6	486kg	1.57.3	33.1	11,12,12
	2	フェノーメノ	2-4	牡3	56.0	1	3.4	496kg	1.57.4	33.8	4,4,4
	3	ルーラーシップ	3-6	牡5	58.0	2	4.5	514kg	1.57.6	33.1	16,15,15

今回は単勝10倍以上の馬を穴馬として、赤字にしています。

単勝10倍以上の穴馬は11頭。この11頭の傾向を分析してみます。

枠順

穴馬の枠順を見ると、1枠が0頭、2枠が1頭、3枠が1頭、4枠が2頭、5枠が1頭、6枠が1頭、7枠が3頭、8枠が2頭。スタート直後にコーナーがあるコース、内枠が有利かと思いきや、外枠がやや優勢！

性齢

年齢を見ると、全体では３歳馬が３頭、４歳馬が１３頭、５歳馬が１３頭、６歳馬が１頭。４歳、５歳がほとんど。穴馬だけに絞ると、４歳馬が６頭、５歳馬が５頭。３歳や６歳以上の馬は０。

性別を見ると、牡馬２３頭、牝馬７頭と牡馬優勢。穴馬に絞ると牡馬１０頭、牝馬１頭。より牡馬優勢になる。３歳馬と牝馬は人気のある馬を狙いたい。

位置取り

穴馬の位置取りを見ると、１１頭中２頭が逃げ馬。残りの９頭は二桁番手で競馬している。逃げ馬と１０番手以降で競馬しそうな馬に注目だ。

菊花賞過去１０年（前走）

年	馬名	レース	クラス	距離コース	人気	着順	着差	オッズ	上がり	位置取り
21	エフフォーリア	東京優駿	G1	東京芝2400ｍ	1	2	0.0	1.7	33.4	3,4,9,9
	コントレイル	大阪杯	G1	阪神芝2000m	1	3	0.9	1.8	37.4	9,9,6,2
	グランアレグリア	安田記念	G1	東京芝1600m	1	2	0.0	1.5	32.9	11,11
20	アーモンドアイ	安田記念	G1	東京芝1600m	1	2	0.4	1.3	33.9	11,11
	フィエールマン	天皇賞春	G1	京都芝3200m	1	1	-0.0	2.0	34.6	8,8,7,7
	クロノジェネシス	宝塚記念	G1	阪神芝2200m	2	1	−1.0	4.1	36.3	7,8,7,1
19	アーモンドアイ	安田記念	G1	東京芝1600m	1	3	0.0	1.7	32.4	11,9
	ダノンプレミアム	安田記念	G1	東京芝1600m	2	16	2.0	3.2	34.5	9,9
	アエロリット	毎日王冠	G2	東京芝1800m	2	2	0.2	4.0	34.5	1,1,1
18	レイデオロ	オールカマー	G2	中山芝2200m	1	1	-0.0	2.0	34.3	8,8,8,8
	サングレーザー	札幌記念	G2	札幌芝2000m	2	1	-0.0	5.2	36.8	7,7,7,9
	キセキ	毎日王冠	G2	東京芝1800m	6	3	0.2	15.8	33.9	2,2,2
17	キタサンブラック	宝塚記念	G1	阪神芝2200m	1	9	1.3	1.4	36.9	3,3,2,2
	サトノクラウン	宝塚記念	G1	阪神芝2200m	3	1	-0.1	9.0	35.4	7,6,6,6
	レインボーライン	宝塚記念	G1	阪神芝2200m	7	5	0.9	23.8	36.3	10,9,10.6
16	モーリス	札幌記念	G2	札幌芝2000m	1	2	0.3	1.6	36.3	8,9,9,7
	リアルスティール	安田記念	G1	東京芝1600m	2	11	1.0	4.5	34.6	3,3
	ステファノス	毎日王冠	G2	東京芝1800m	2	5	0.8	4.2	34.6	6,5,6
15	ラブリーデイ	京都大賞典	G2	京都芝2400m	1	1	-0.2	3.1	32.3	6,5,6.6
	ステファノス	毎日王冠	G2	東京芝1800m	6	7	0.5	8.8	33.2	10,10,11
	イスラボニータ	毎日王冠	G2	東京芝1800m	7	3	0.2	9.2	33.7	4,5,5
14	スピルバーグ	毎日王冠	G2	東京芝1800m	5	3	0.1	8.3	33.2	11,11,10
	ジェルティルドンナ	宝塚記念	G1	阪神芝2200m	3	9	1.2	4.1	36.2	4,5,6,6
	イスラボニー	セントライト記念	G2	新潟2200m	1	1	-0.2	1.4	35.4	4,6,6,6
13	ジャスタウェイ	毎日王冠	G2	東京芝1800m	6	2	0.1	9.3	32.7	5,5,5
	ジェンティルドンナ	宝塚記念	G1	阪神芝2200m	1	3	0.6	2.4	35.9	3,3,3,3
	エイシンフラッシュ	毎日王冠	G2	東京芝1800m	4	1	-0.1	7.9	32.8	4,4,4
12	エイシンフラッシュ	毎日王冠	G2	東京芝1800m	2	9	0.6	4.4	33.8	10,8,7
	フェノーメノ	セントライト記念	G2	中山2200m	1	1	-0.2	2.0	34.4	6,4,3,1
	ルーラーシップ	宝塚記念	G1	阪神芝2200m	2	2	0.3	4.4	35.4	6,6,6,3

前走レース

過去１０年の３着以内に入った馬３０頭の前走を見ると、G1が１５頭、G2が１５頭。すべてがG2以上のレースからの参戦だった。前走G3以下の馬は消し！

また、穴馬に絞ると８頭がG2からの参戦。前走G2組が狙い目。

前走人気・着順

全３０頭の前走の人気を見ると、前走１番人気が１３頭、２番人気が８頭、３〜５番人気が４頭、６〜７番人気が５頭。前走８番人気以下だった馬はなし。穴馬に絞ると１番人気が１頭、２番人気が４頭、５〜７番人気が６頭。穴馬は前走２番人気か、５〜７番人気だった馬が狙い目。

着順に傾向は見られない。

着差・オッズ

穴馬の前走の着差を見ると、全てが１．０秒以内。１秒以上負けていた馬は、人気馬以外は消し。

また、穴馬の前走の単勝オッズは、９頭が１０倍以下のオッズの馬だった。

今年の穴馬後方は！？

穴馬は下記の点に注目だ！

枠順は外目が有利
４〜５歳牡馬
７番人気以下の好走は少ない
逃げ馬か二桁番手で競馬しそうな馬
前走はG2が多い、G3以下は消し
前走２番人気か５〜７番人気だった馬
前走着差は１．０秒以内
前走オッズは１０倍以下

パンサラッサ

５歳牡馬。枠や人気は分からないが、逃げることはほぼ間違いない。前走は札幌記念（G2）で２番人気でタイム差なしの２着だった。前走の単勝オッズも１０倍以下。注目条件にあてはまる１頭。今年は中山記念の勝利にドバイターフ（G1）も勝利。大逃げの戦法で人気の１頭。１８００〜２０００ｍくらいの距離ならかなり強い。東京競馬場の長い直線は苦手かと思いきや、２戦して１勝、２着１回と連を外していない得意コース。舞台は得意な舞台。実力馬が揃ったが十分に勝ち負けできる。人気が落ちそうな今回はおいしい存在だ！

ポタジェ

こちらも５歳牡馬。前に行きたい馬が多い今回のメンバーなら、二桁番手からの競馬になりそう。前走は毎日王冠（G2）で７番人気で０．５秒差の６着。単勝オッズは１０倍以上であったが、注目条件にあてはまる点も多い。今年、同じ2000ｍのG1大阪杯を制しているポタジェ。かなり甘く見られている感じがある。過去にも実力馬が甘く見られて穴をあけているケースもあり、侮れない。2000ｍの距離は５勝している一番得意な距離。東京競馬場でも勝ち星があり、問題なし。前走を叩いた効果は確実に見られる。怖い１頭だ。

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